クオールの療育プログラム

発達検査・知能検査

新版K式発達検査、WiSCなどを必要に応じて実施し、豊富な経験から独自の考察を加え、療育プログラムに活かしていきます。

クオールでは、以下の5領域に基づいた支援内容やプログラムを実施し、子どもたちの健やかな発達を応援します。

① 健康・生活
健康な生活に必要なスキルを身につけます

②運動・感覚
体をしっかり動かしたり、感じ方を豊かにしていきます

③言語コミュニケーション
人とやりとりする手段を身につけます

④人間関係・社会性
人と心地よい関係を育む土台をつくります

⑤認知・行動
物事を理解し、その知識を行動に活かせるように促します

児童発達支援スケジュール(伊勢)

※鳥羽のご利用時間についてはお問い合わせ下さい。

児童発達支援プログラム

▼各項目をクリックすると詳細を表示します。

子どもたちが来室した時には、笑顔で元気に「おかえりなさい」「ただいま」の挨拶を交わし、機嫌や顔色など変わりがないか観察をします。
まず、手洗い・うがいを促して、その後、持ち物の片づけや今日の活動への準備を見守ります。カバンの中の整理や上着のたたみ方など、できるだけ自分の力でできるように個々に合わせて支援していきます。
お家の方からのお話や連絡帳にて、前日及び朝の健康状態を確認し、配慮すべき事項があればスタッフで共有します。また、体調が悪いことを自分からは伝えにくい子どもたちであることを確認し、日頃との様子の違いなど子どもたちからのサインを見逃さないよう観察していきます。

言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動

朝の会では、今日のスケジュールを視覚的にわかりやすくイラストと文字で示し、子どもたちに今日の活動を知らせます。一日の見通しが持てるようにします。
「立ちましょう」「挨拶をしましょう」などの声かけで、友だちと合わせて行動することや、お話を座って静かに聞くことなど集団の中で必要とされる力を育てていきます。
また、音楽や歌に合わせてふれあい遊びを楽しみ、支援者とのスキンシップを喜んだり、友だち同士で手をつないだりもします。友だちと一緒に活動することを「楽しいな」「嬉しいな」と思えるように支援していきます。

運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動 
体を自分の思ったように動かすことが難しい子どもたちが多いです。 例えば、足踏みのように、足を上げながら手を振るというように2つの動きを同時にすることなどは、ハードルの高い運動です。 そこで、まずは、しっかり歩くことから始め、四つん這い、手押し車、両脚跳び、ケンケンなどをスモールステップで習得していきます。 基本の動きが上達してきたら、サーキット遊びで、平均台・トランポリン・トンネルくぐり・マットなどでコースを経験します。 「くぐる」「またぐ」「這う」「転がる」などの動きを楽しみながら、運動能力の向上を支援していきます。
 運動・感覚 人間関係・社会性 認知・行動
毎日の食事は、健康を維持する他に、著しい成長を支えるための栄養を取る大事な時間です。 そのため、お腹が減って食べたいと思えるように、午前中にしっかり体を動かします。 偏食のある子どもたちが多いですが、楽しみながら食事ができるような雰囲気づくりを心がけています。 スプーンやフォーク、お箸等、食事の道具を上手に使って食事ができるように、使っている道具が子どもの成長段階に合っているか、食べにくい食材がないかも確認しながら進めていきます。 食材の大きさや噛みやすさなども見ながら、歯でしっかりかみ切って食べることも促します。 また、食事を最後まで座って食べられるように励まし、飽きることなく食事が取れるように見守ります。
 運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
自然に触れ太陽の光にあたり、外気浴を行うことで気分が晴れます。 午前中に火の光をたっぷり浴びると生活リズムも整います。 平坦な道だけでなく、階段や坂道の上り下りや砂利道を長い距離しっかり歩くことで体力が向上し、強い体作りにつながります。 季節を感じながら風に吹かれたり、木の実や虫、葉っぱを見つけしゃがんで拾う楽しい活動は、幼児期に身につけるべき動きの習得になっています。 また、散歩では出会う人に挨拶をしたり、好きな車や電車を見てお喋りがしたくなります。 このように、戸外へ出て自然や社会に触れることで、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感が刺激され、脳の成長を促す大切な活動です。
運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動

指先を思うように使うことが難しい子どもたちが多いです。
季節に合った制作遊びをする中で、折り紙を折る、はさみで切る、のりで貼る、絵の具でぬる、絵を描くなどの経験を重ねていきます。
しっかり見て手を動かして作業することで、目と手の協調を促します。
また、小集団の中で、作り方の説明を聞いて活動することは、話を聞く姿勢や集中力も育てていきます。
そして何より、子どもたちが選ぶ配色や描く物、組み合わせ方から、想像力や豊かな関節を引き出す遊びです。

健康・生活 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
幼児期の子どもにとって自分で遊びを選び、遊びこむことは時に難しい活動で、子どもが好きな遊びを見つけ、楽しむためには支援が必要です。 自主的に遊べるように、子どもにその遊びに対する興味を持たせたり、どこで何の遊びができるのかが目に見えて分かるように環境を整えます。 それにより、どこにおもちゃがあってどんな遊びができるかがわかってきます。 支援者は、子どもたちの様子を見守り、遊びが見つからない時には誘いかけたり、続かない時には手助けをしたりしながら、「お買い物ごっこだね」や「お絵かき楽しいね」などのように子どもに声をかけて、自分が何をして遊んでいるのかを意識させます。 また、同じ遊びをしている子どもと関わりをもったり、楽しさを共有できるように支援する中で、言葉でのやりとりを導いたり、他児への思いやりの気持ちを育て、遊びのルールも知らせます。
運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
個別療育は、2つのねらいで行っています。 1つ目は、子どもと支援者が課題を通して向き合うことで、対人関係の育ちを促します。 子どもの好きに課題に取り組むのではなく、支援者の促しで取り組み、できたこと、頑張ったことを一つ一つ細かく褒めていきます。 初めてのことや少し難しい時なども、支援者に励まされたり、教えてもらってできたことを大いに褒めます。 一緒にやってもらったら大丈夫、楽しかった、もっとやりたいとの気持ちから支援者との信頼関係を培います。 2つ目は課題をしていくことで、言葉や数、形など認知の力を育てます。 課題は、その子どもが好きな興味を持てる教材(絵やカード・積み木・プリントなど)を使います。 課題を通して、語彙を増やすことや聞かれたことに答えること、数の理解を深めていくこと、運筆の上達などを促していきます。 一般にお勉強(課題)と言うと子どもは嫌がるとの認識がありますが、子どものすきなことから始め、子どもに合わせた無理のない課題を、支援者にたくさん褒められながらする活動は、どの子も大好きな取り組みです。
健康・生活 運動・感覚 認知・行動
着替えや排せつの自立なども個々に合わせて支援をしています。 例えば着替えの場面では、手先が不器用だったり、ボディイメージの弱さなどから着替えがうまくできないことがあります。 また、こだわりが強く着脱が苦手なお子さんもいます。服の前後を見分けることを意識づけていったり、どこを持って服を着替えるとスムーズにできるかなど丁寧に繰り返し支援していきます。 ボタンかけやファスナーなどは、練習してから服で実践していきます。 排泄の自立も、自宅以外のトイレではできなかったり、紙パンツですると決めているなど、こだわりが強いことがあります。 集団療育の中で他児と一緒にトイレに行ったり、座れたことを大きくほめてもらったりしながら、トイレでの排泄を促します。

放課後デイサービスプログラム

▼各項目をクリックすると詳細を表示します。

子どもたちが来室した時には、笑顔で元気に「おかえりなさい」「ただいま」の挨拶を交わし、機嫌や顔色など変わりがないか観察をします。
まず、手洗い・うがいを促して、その後、持ち物の片づけや今日の活動への準備を見守ります。
カバンの中の整理や上着のたたみ方など、できるだけ自分の力でできるように個々に合わせて支援していきます。
お家の方からのお話や連絡帳にて、前日及び朝の健康状態を確認し、配慮すべき事項があればスタッフで共有します。また、体調が悪いことを自分からは伝えにくい子どもたちであることを確認し、日頃との様子の違いなど子どもたちからのサインを見逃さないよう観察しています。

運動・感覚 言語コミュニケーション 認知・行動
数量の理解、ひらがなや漢字の読み書き、文章解読、作文を書くことが難しいなど学習の取得の難しさがある子どもたちへの支援です。 クオールでは数量及び計算を分かりやすく学ぶ独自のプログラムを作成し、それに基づき学習していくことでどの子も計算が得意になります。 1つ得意なことができ自信が持てるようになると学習への意欲が高まり、苦手なことにもあきらめずに頑張って取り組もうとする姿勢が育ちます。 また、計算や書き順を守って文字を書くこと、言葉や文章の意味を考える学習に取り組むことで、集中力も育ちます。 一人一人に合わせた無理のない学習支援やしっかりと頑張りを褒めることで、子どもたちが自ら学びたい意欲が高まり、自信を持って楽しい学校生活が送れるように支援していきます。
 運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
子どもたちの楽しみの一つとしてレクリエーションがあります。内容は、友だちと協力して取り組む中で協調性を育む活動や表現力を身につける活動、体を動かして楽しむ活動など様々です。 礼として、ゲームをする時には、高学年はリーダーとしてチームをまとめたり、年下の子どもたちを助けたりします。また、チーム戦で一人ずつ対戦するときの順番を自分たちで相談しながら作戦を立てたり、自分たちのチームだけが楽しめるのではなく、 みんなが楽しめる雰囲気を作ることなどを支援します。遊びを通して小集団の中でルールを守ることや人との関わりの楽しさを学んでいきます。
 運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
小学生の子どもたちが小集団で活動します。 まず、挨拶から始まり、日付や曜日、季節の行事、学校での出来事など日常の会話でのやりとりをします。 運動では、不器用さを持ち合わせている子どもたちも多いので、体操の一つ一つの動きを丁寧に取り組んだり、サーキット遊び、なわとび、ストレッチ、ダンス等での体の使い方を伝えていきます。 ルールのある遊びでは、繰り返し経験することで勝ち負けへのこだわりの軽減や、ルールを守る楽しさ、友だちを一緒に遊ぶ楽しさを味わいます。 目と手の協調を促すために、お弁当の包み方、定規の使い方、はさみの使用など、手先を上手に使えるようになるための取り組みもします。 お天気の良い日には、戸外に出て、交通ルールを知らせながら散歩に出かけます。 公共施設で遊ぶ時には、そこでの決まりや他社への気遣い等、社会性を学びます。
 運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
運動に対する苦手意識のある子どもたちや、動き回るのが大好きな子どもたちにも大人気の運動教室です。 様々な動きを取り入れ、手足や全身のバランス感覚など基礎的な体の使い方を楽しみながら習得していきます。 またルールのあるスポーツの実践からは、道具や用具の使い方を知ること、ルールを覚えて守り、仲間と楽しく運動する経験を重ねます。 グループ対抗では、リーダーになる経験や、応援すること、協力することの大切さも学んでいきます。
 運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
ジョブトレーニングは就労に向けて実際に100円ショップで販売される商品を作成します。 その為まずは、清潔維持を習慣にするため手洗い・うがいから始めます。 作業工程の中では作業姿勢を保ち、繰り返し作業することで指先の使い方をトレーニングしたり、形、色等の分別や数量の学習などもしていきます。 流れ作業など仲間でしていくので、相手のことを考えて行動したり、言葉で伝えるなど対人関係技術の向上も図ります。 一日の終わりには、ジョブ日記を記入し、文章を考えて表現し振り返りをします。
 運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
ソーシャルスキルトレーニングでは、心地よい人との付き合い方や、自分自身を知ること、社会で必要なルールなどを理解することで、生活の質を高めていきます。 具体的には、教材を用いて話し合いをしたり、ロールプレイニングやレクリエーションに楽しく取り組みます。また、保護者の方からお家や学校での様子をお聞きして、困り事やトラブルがある場合や、事業所での様子から、必要なテーマを取り入れて 解決できるように支援していきます。 活動の終わりには、振り返りの時間を作り、時間も意識しながらその日に気づいたことをノートにまとめることで、積み重ねにつなげます。
運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
支援者が設定する活動だけでなく、子どもたちが自ら選び遊びを展開する時間も大切にしています。 一人ではできないカードゲームやオセロなどでは、友達を誘ったり、入れて欲しい時にはお願いするなど、何気なく声を掛け合う事が難しい子どもたちもいます。 負けることが苦手でルールを守りにくい子ども、おもちゃを独り占めにしてしまうなど、遊びには様々な社会性やコミュニケーションスキルが必要です。 自分だけでなく友だちも一緒に楽しく遊んだり、お喋りして、遊びを広げ深めていく支援をしていきます。
運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
絵や工作の基本やコツ、技術、観察力を身につけ、個人作品や共同作品を伸び伸びと自由に表現できるように取り組み、作品が出来上がった時の達成感を味わえるように支援します。 学校の図画工作で困り事が軽減できるように、はさみや絵の具など道具の使い方を知らせて習得できるようにしていきます。 作品作りの中でも、取り組み方について説明をしっかり聞くこと、わからない時には自分から質問しアドバイスを受けながら進めていくなどコミュニケーションの力も育てていきます。 また、季節の題材を取り入れて、季節感を意識して生活できるように促します。
 運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動

ハッピークラブは主に支援学校に通う子どもたちのグループです。
このグループでは特に、あいさつや、ありがとう、ごめんなさい、などの声掛けを大切にしています。
視覚的にわかりやすくするためにホワイトボードに一日の流れを書き、スケジュールを伝え、自らトイレに行く事ができるように促します。
活動内容は、健康維持のため、体感トレーニング、健康体操、タオルを用いての運動などに取り組んだり、散歩やマラソンなどの室外での活動などを行い体を動かしています。
レクリエーションでは、順番やルールの理解、仲間との関わりを通して集団活動への参加ができるようにしています。
工作活動では、ハサミなどの道具を使用したり、貼り絵などの指先を使う細かな工程を行い、それぞれの感性や感覚で作品を仕上げていきます。
学校休日には、お弁当をよく噛み、ゆっくり食べるように声を掛け、歯磨きの支援も行っています。
昼休みには、本を読んだり、絵を描いたり、パズルをしたりして自由に過ごします。
お家の方とは連絡帳を通して、本児の様子や健康状態、睡眠の様子の確認を行っています。

運動・感覚 言語コミュニケーション 人間関係・社会性 認知・行動
とまとクラブは、生活技術の獲得を目指し自立した生活が送れるように促します。 調理実習では、料理のレシピを見て、必要な材料の分量の出し方から練習します。 レシピが2人分で書かれてある場合に、6人分の料理を作る時の材料の計算などです。 その後、実際に徒歩で買い物に行き、どのような順番で買い物をしていくと効率がよいのか経験を重ねます。 料理では、器具の安全な使い方から始め、切り方、ゆで方、蒸し方、炒め方、焼き方、盛り付け方、片付けまで丁寧に支援していきます。 出来上がった料理を食べる時には、食事のマナーにも気をつけています。 その他には、洗濯物の洗い方、干し方、たたみ方、掃除の仕方、裁縫など生活に必要なことを実践しています。