(2024年10月現在)
クオールの療育プログラム
発達検査・知能検査
新版K式発達検査、WiSCなどを必要に応じて実施し、豊富な経験から独自の考察を加え、療育プログラムに活かしていきます。
クオールでは、以下の5領域に基づいた支援内容やプログラムを実施し、子どもたちの健やかな発達を応援します。
① 健康・生活
健康な生活に必要なスキルを身につけます
②運動・感覚
体をしっかり動かしたり、感じ方を豊かにしていきます
③言語コミュニケーション
人とやりとりする手段を身につけます
④人間関係・社会性
人と心地よい関係を育む土台をつくります
⑤認知・行動
物事を理解し、その知識を行動に活かせるように促します
児童発達支援スケジュール(伊勢)
※鳥羽のご利用時間についてはお問い合わせ下さい。
児童発達支援プログラム
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来室時
お家の方からのお話や連絡帳にて、前日及び朝の健康状態を確認し、配慮すべき事項があればスタッフで共有します。また、体調が悪いことを自分からは伝えにくい子どもたちであることを認識して、日頃との様子の違いなど子どもたちからのサインを見逃さないよう観察していきます。
朝の会
朝の会では、今日のスケジュールを視覚的にわかりやすくイラストと文字で示し、子どもたちに知らせ一日の見通しが持てるようにします。
「立ちましょう」「挨拶をしましょう」などの声かけで、友だちと合わせて行動することや、お話を座って静かに聞くことなど集団の中で必要とされる力を育てていきます。
また、音楽や歌に合わせてふれあい遊びを楽しみ、支援者とのスキンシップを喜んだり、友だち同士で手をつないだりもします。友だちと一緒に活動することを「楽しいな」「嬉しいな」と思えるように支援していきます。
運動遊び
食事
散歩
製作遊び
指先を思うように使うことが難しい子どもたちが多いです。
季節に合った制作遊びをする中で、折り紙を折る、はさみで切る、のりで貼る、絵の具でぬる、絵を描くなどの経験を重ねていきます。
しっかり見て手を動かして作業することで、目と手の協調を促します。
また、小集団の中で、作り方の説明を聞いて活動することは、話を聞く姿勢や集中力も育てていきます。
そして何より、子どもたちが選ぶ配色や描く物、組み合わせ方から、想像力や豊かな感性を引き出す遊びです。
すきな遊び
個別療育
個別療育は、2つのねらいで行っています。
1つ目は、子どもと支援者が課題を通して向き合うことで、対人関係の育ちを促します。
子どもの好きに課題に取り組むのではなく、支援者の促しで取り組み、できたこと、頑張ったことを一つ一つ細かく褒めていきます。初めてのことや少し難しい時なども、支援者に励まされたり、教えてもらってできたことを大いに褒めます。一緒にやってもらったら大丈夫、楽しかった、もっとやりたいとの気持ちから支援者との信頼関係を培います。
2つ目は課題をしていくことで、言葉や数、形など認知の力を育てます。課題は、その子どもが好きな興味を持てる教材(絵カード・積み木・プリントなど)を使います。課題を通して、語彙を増やすことや聞かれたことに答えること、数の理解を深めていくこと、運筆の上達などを促していきます。
一般にお勉強(課題)と言うと子どもは嫌がるとの認識がありますが、子どものすきなことから始め、子どもに合わせた無理のない課題を、支援者にたくさん褒められながらする活動は、どの子も大好きな取り組みです。
身辺自立の促し
着替えや排せつの自立などを個々に合わせて支援しています。
例えば着替えの場面では、手先が不器用だったり、ボディイメージの弱さなどから着替えがうまくできないことがあります。
また、こだわりが強く着脱が苦手なお子さんもいます。服の前後を見分けることを意識づけていったり、どこを持って服を着替えるとスムーズにできるかなど丁寧に繰り返し支援していきます。
ボタンかけやファスナーなどは、練習してから服で実践していきます。
排泄の自立も、自宅以外のトイレではできなかったり、紙パンツですると決めているなど、こだわりが強いことがあります。
集団療育の中で他児と一緒にトイレに行ったり、座れたことを大きくほめてもらったりしながら、トイレでの排泄を促します。
その他の支援
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家族支援
- お子さんの発達状況を把握するために発達検査及び知能検査の実施や、それらを踏まえた上での発達相談。
- 子育て(きょうだい児も含む)に関する相談支援。
- 保護者同士の交流の機会の提供。
- お子さんがかかりやすい医療機関の情報提供。